つれづれAikoー 柴田愛子のブログ ー
第819回 保育 おもしろエピソード

オンラインの夏季セミナーの収録が全部終わりました。あとは編集さんのお仕事。
最後はりんごの木の「保育おもしろエピソード」で、6人のスタッフの保育話でした。
おもしろいという感性は、人によって違うので、みなさんに響けばいいけれどと思いながら話していました。人それぞれなのだけれど、おもしろいと感じる感性が保育の『種』になると思うのです。「いやー、どうしてこんな事をするんだろう?」「いやー、子ども
って変なことが好きだよね」「いやー子どもって詩人だわ!」「いやー、あそびの天才だわ!」「子どもって、案外ちゃんと考えてるんだわ」。こんなふうに子どもと接しいていて、こちらの心が動く。「子どもってしょうもないことばかり」「子どもってどうしてで
きないのかしら?」「子どもだからわかんないのよね」と、おとなと比べて否定的なことばかり感じていたら、保育も、子育てもちっとも楽しくないに違いないです。
この感じ方の差は、予測できないことに興味をもてる体質か、予想できないとワクワク好奇心がわくタイプか、教えないといけないという使命に駆られているか、ということかもしれません。もしかしたら芯に子ども心が残っているか、おとなになりすぎてしまった
のかとも言えるかもしれません。それはさておいて、保育や子育てが目の前にあったら、楽しんだ方がいいに決まっています。だから、体質ではなく、多少の努力をしてでも「おもしろい」を探していくことで、人生明るくなっていくと思うのです。子どもにとってだって、そのほうがずっと見守られている安心感があるに決まっています。
だから保育はおもしろいと感じることが『種』になると思っています。
それぞれの保育者のおもしろ話を話したり、写真でみたり、ドラマを語ったり。
比較的新しいホットな話しが多かったので、私だって話したくなってしまいました。同じ事を体験しながら判断や感じ方も違うものだと気づいたりで、自分の学びにもなりました。
5歳児のひとりの子どもが沖縄に家族旅行にいって、獅子舞を見てきました。怖くて怖くてテーブルの下にいたらしいのですが、怖いからこそじっと見ていた。その獅子舞をみんなの前で再現して踊り、太鼓の指導もして、それは見事なステージを展開。私ってほん
とに調子いい人で、毎日保育に参加しているわけではないのに、こんなときはいるんですよ。感動しましたよ。ひとりがみんなに伝えたい、みんなも必死になって聞いてやってみたくなる。これが日々発展していったのです・・・。もう、ここで話したくてムズムズし
てしまいますが、どうぞ、オンラインでお楽しみください。宣伝?
世の中、「主体的な子ども」へと向かっているけれど、ひとりひとりを大切に想うこと、耳を傾けることがはじめの一歩と思います。なになにを保障するとか、環境をどうするとか、考え過ぎて、足元の子どもの気持ちが置き去りになってしまいかねません。本来大事なことは素朴でシンプルなことなのではないでしょうか?(2026.7記)