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第790回 旅紀行

  ほんとに暑いです。煮えそうというより、焼けそうです。
 そんななか地方に伺っていますので、今回は旅紀行を書かせてもらいます。
8月26日は新潟県南魚沼市に伺いました。南魚沼市にはりんごの木の卒業生のご両親がお住まいです。もともとここが郷里だったので、戻ってこられたそうです。講演前にお宅にお邪魔しました。雪深いところなので、玄関は2階が通常なようです。肝心の卒業生はドイツ在住であちらで子育てをしています。テーブルにはご両親と私、そして、机上に置かれたスマホには卒業生とその子どもが映っています。こんな光景でおしゃべりが弾むんです。かつての国際電話はなんテンポも遅れてのやりとりでしたが、まるで隣の家にいるみたいです。こういうときは便利でいい時代になったものだと思いますね。
 そこから5分ほどの子育て支援センターが保育者達の講演会場でした。始まるのが18:00からです。その前にと「塩むすび」を出していただきました。「おいしい!お米と塩がおいしい!」そう、ここは南魚沼市、おいしいお米の産地です。講演後は本の販売とサインをして、街はすっかり静まりかえっていました。でも、お寿司やさんにつれて行っていただきました。これまた「おいしい!!」ネタもさることながらお米と酢でしょうか? 満腹気分で、その日の宿「越後湯沢」に送っていただきました。翌日の朝食はお腹が空いていなかったのですが、行くと羽釜のご飯。南魚沼産と書かれています。おいしくて、おむすびを二個も食べてしました。お米がおいしいと実感した旅でした!
 さて、30日は愛知県犬山市に伺いました。今度は東海道新幹線です。私は品川から乗りました。すでに、通路を隔てた隣に女性が座っていました。膝には化粧ケースから一式が出されています。始まっています。ほぼすっぴん状態からです。ときどきちらちらっと見ました。私が知らない化粧道具が次々出てきます。やがて目の周辺にさしかかりよくぞ上手に描くものです。なんと終わったのはすでに静岡を過ぎていました。でも、さすがです。違う人みたい!
 化粧で化けると言いますが、こんなに違うのですね。けど、この顔がこの人の顔と思ってつきあっていたら、いつか化けの皮がはげそうです。化けて困るときが来るなら、化けない方がいいと思うのは私の勝手。なにもかもがありのままが気楽と思ってしまうのはおばさん以降でしょうか?
 名古屋で降りると暑い! 名鉄電車まで歩き犬山行きを探します。すると「特別快速」が来る、けど、特別快速って特別料金がいるのかしら?指定かしら?電車によって急行とか、快速とか、特別とか使い方が違ってわかりにくい。
 駅員さんに聞くのがいちばんだけど、暇そうな人がいない。見つけてすかさず聞くとつっけんどんに教えてくれました。「で、自由席はどこですか?」と聞くと、あそこに書いてありますと指す方向は、なんとホームから上に色分けしたわかり安い表示がありました。一般的には下ですよね、上だったんです。
 無事に犬山に着いてホッとはしましたが、気温は40°Cでした。帰路は名古屋からひかりにしました。空いているし、なんだかホッとします。時間にあせらないときはゆっくりがいい。どこに伺うときも車窓からの山の緑が美しいです。なんて豊な国でしょうと思います。