つれづれAikoー 柴田愛子のブログ ー
第786回 困ったふたつ
ほんとに暑い日が続きます。
ヘトヘトになりながら、地方の仕事が多く公共交通機関で移動しています。
朝夕のラッシュと重なることがあります。まあ、ギュウギュウです。アナウンスは「お荷物を身体にお引き下さい」と言います。そうしないとドアが閉まらないのです。よくここまで入れるものだと思うくらい、まるで、魔法の袋のように入れれば入るんです。もう無理と思うのに入ってくると入っちゃうんです。さらにそんなぎゅうぎゅなのに手にはスマホ。メールの返信を片手でやっていたり、ゲームさえやっています。自分の身体の状況を忘れるための異空間を作るのでしょうか。
それにしても、これだけ文明が進み、AIも活用され、働き方改革が叫ばれているのに、朝や帰りの電車の混雑がどうして全く変わらないのか不思議です。リモートは難しかったのか、都市に仕事が集中し人口密度は一層濃くなっているのか・・・。毎日、こんなに朝から体力を使って出勤する方々にすごいなぁと感心してしまいます。
あと困ったことに車内は寒いくらい、特に新幹線は新大阪まで行くと冷え冷えになっています。降りたとたん、熱々。また乗り継ぐと冷え冷え、と繰り返します。講演会場も冷えているけど、壇上は照明で熱い。帰宅する頃には身体が困っていて疲れています。
子どもたちは暑い中プールに入って身体が冷えると、上がって遊び、熱くなるとまた入りを繰り返しています。歳でそんな調整ができないのか?いえ、自分の要求で行ったり来たりは身体に正直だからいいのですよね。
話しは変わりますが、我が家には一匹のゴキブリがいます。私がいるのにノソノソ歩いてできてます。数ヶ月まえにその姿を見たとき、若くないなと思ったのです。ツヤがありません。動作が鈍いです。私とどっちが歳かしら? 同じ位かしら? なんて思ったので、叩き潰す気にはなれませんでした。それから、ときどき登場します。
実は昨夜も台所の周辺を歩いていました。冷蔵庫周辺から流しに移動していました。流しには生ゴミを入れる網の三角コーンがあります。三角コーンにビニール袋があり、野菜くずなどが入っています。見ていたらその袋に入っていくじゃありませんか!こんなところで食べ物を確保しているんだわと思うと同時に、いま袋の口を縛ったら中に閉じ込められる。チャンスかも!と思いながら、袋に閉じこめたら中で食べ物に囲まれながら死んでいくんだと思ったら迷います。こんなものを食べて生きているんならいいじゃない、私に何の害があるの?しばらく考えてしまいました。自分でも呆れるくらい悩みます。
結局「好きにすればいいさ」とほっておきましたら、袋の中から出てきてどこかへ移動していきました。私はゴキブリを鳥肌が立つほど嫌いではありません。私より小さいし、毒性も怖れるほどではないと思っているからです。でも、そんなのが同居しているのを良しとはしない人間の常識みたいなものがあって、迷うのだと思います。前回に書いた「アリは甘い物が好きと思い込んでいる」のと、同じように「ゴキブリを見たらたたきつぶせ」の常識が自分にひそんでいるのだと思うのです。
だからどうすべきかにこんなに悩むのでしょう。今も壁をゆっくり歩いていました。私ヘンですか?と、問いかけたくなって書いています。(2025.7.27記)