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ただいま、夏季セミナー準備中

アレアレ、いつの間にか緑が濃くなり、5月も終わりそうです。
この一週間に相模原、北杜市大泉、北杜市小淵沢、長野と移動していました。
いよいよ2025年度、35回の「りんごの木夏季セミナー」オンラインの収録が始まりました。北杜市大泉はお馴染み汐見稔幸さんの山のお家での撮影です。毎年伺っていますが微妙に花の咲く時期が違います。今回は寒くて室内でストーブを焚いていただきました。
撮影隊は4人です。全体を仕切っている総指揮者、カメラを回す人ふたり、音響がひとり、なんだかちゃんとしたプロダクションみたいでしょう? 音響以外は兼業保育者ですから、保育を他の人に変わってもらったり協力し合ってやっています。コロナがきっかけで生まれたオンラインのやり方ですが、素人なりにうまくなっています。でも、準備に時間が掛かります。場所の決定や灯りの具合、背景などを決定し、カメラを設置するまでが大変です。その間、汐見さんも私も暇ですから「今日のテーマは?」「子どもの生きる力をのばす体験です」などと打ち合わせをしながら待ちます。

この打ち合わせが、つい本番になってしまうのです。つまり、カメラが回っていないのに、話がどんどん進んでしまって・・お互いにちょっと落ち着いた頃に、本物の本番がやってくるのです。同じことを繰り返して話そうとは思わないので、少し盛り上がりに欠けてしまいかねません。私にとってはすごくいい役で、学ぶことが大きいです。でも、打ち合わせはほどほどにとは、何にでも言えるようです。あ〜失礼しました。でも、ちゃんといい話が撮れていますからご安心を。乞うご期待!
翌日は汐見さん宅の近くの小淵沢にお住まいの杉山亮さんの撮影でした。広々とした敷地で空が広いです。八ヶ岳が見えます。こちらに住むようになって15年とおっしゃっていた気がします。「冬は大変ですか?」とお聞きすると「冬はすごくいいです。静かです」。雪とか寒さとかをマイナスにとらえがちな私でしたが、杉山さんはそれも楽しんでいるようでした。

この日は屋外が気持ちはいいのですが、風が強くて肌寒いので、ベランダでの撮影になりました。以前作っていたおもちゃなどを懐かしく見せていただいているうちに本番の時間となりました。椅子に腰掛けると、目の前に鹿が6頭くらいこちらを見ています。動かなくて絵のようでしたが思わず「シカ!」と声をあげてしまいました。みんなで移動していきました。声をあげなければ、もっといってくれたにちがいありません。不用意に声を出した自分が残念でした。
杉山さんには「おもしろさでつながる」というテーマでお願いしました。杉山さん自身がおもしろさを求め続けて人生を開いてきた方のように思います。そして、先日のりんごの木でのお話し会は、おとなも子どもも大笑いしながら繋がった実感がありました。おもしろいという言葉の広さ、そして大事な感性であることを実感できるお話でした。
夏季セミナーは私自身の楽しみでもあります。聞きたい方に聞きたいことを聞き、皆さんによびかけて共有していただくという贅沢でありがたい企画です。
あとふたつの収録があります。撮影班だけでなく、編集作業のメンバーもいます。8月までに仕上げて、みなさんが喜んで下さるセミナーにします! 参加してくださったらうれしいです、よろしくお願いします

(5月29日 記)